2008年10月22日水曜日


あるウエブページより

2007/09/28

衛星映画劇場「ガラスの中の少女」1960

 吉永小百合の初主演作だってぇ、全く違う感じの小百合ですねぇ
初々しくていいですねぇ、この小百合は好きですねぇ

ガンバリ屋、明るいイメージの小百合とは違ってねぇ

原作は有馬頼義なんですねぇ、ガラスのように繊細な感じの少女を描いたんですねぇ
若杉光夫が監督したんですなーあ
共演は浜田光夫ですがな~あ、これがコンビの最初の作品でっかーあ。

中学を出て就職した青年と女高生の心中ですか~あ
でも、きれいですねぇ、この頃のはな~あ。
「純潔」を守って嫁に行くか~あ、不思議な世界の出来事みたいですねぇ
それを、信欣三の大学教授のパパが理想としているとねぇ・・
でも、本人は子連れの教え子の妻と一緒になったかーあ、戦後のどさくさとはいえなーあ

2008年10月21日火曜日

毎日新聞HPより

社説:万引き 微罪で片付けられなくなった

 軽微な犯罪と思われがちな万引きの様相が変化している。かつては少年による犯行の比率が過半数を占めるため少年型犯罪といわれたが、約10年前から低減。昨年は約10万2500人の検挙者の約28%に落ち、成人型犯罪に変質した。また、91年以降、65歳以上の高齢者の犯行が急増し、昨年の高齢者10万人当たりの犯罪率は97人を突破、この20年で約3倍に増えた計算だ。

 高齢者には、子や孫に注目してほしいという幼稚な動機から犯行に及ぶ者も目立つが、警察庁などの分析では、家計の実収入との相関が指摘されてい る。消費税が5%に引き上げられた97年に検挙者数が前年比で約17%も増えたほか、00年の介護保険制度のスタート、03年からの医療費の負担増も犯罪 率の上昇につながっている模様だ。

 万引きする品物も食品やせっけん、タオルなどの生活用品が多く、生活が苦しくなって犯行に走る高齢者が増えているらしい。経済情勢が混迷する折、犯行の未然防止に福祉の観点からのきめ細かなケアが求められていると言えそうだ。

 一方、比率は減ったというものの、少年による犯行では組織化、巧妙化が進んでいる。警備員を引きつけるおとり役、見張り役、盗品を受け取る運び役 などの役割を分担し、巧妙な犯行を繰り返す少年グループの摘発も相次ぐ。漫画本を一度に10冊、20冊とまとめて万引きし、古書店などに売却を図る少年も 少なくない。出来心どころか、金目当ての計画的な犯行が横行している。被害も甚大になり、届け出も増加しているのが実情だ。

 規範意識や罪悪感の低下にも深刻なものがある。NPO法人の全国万引犯罪防止機構が一昨年、全国の小中高校生を対象に実施した意識調査では、万引 きを「絶対にやってはいけないこと」と考えている児童・生徒は小学校では95%を超すが、高学年になるに従って低減。中学生は約83%、高校生では約 81%となり、高校生の約16%は「やってはいけないが、大きな問題ではない」と回答した。高校生の約14%には友人から万引きの誘いを受けた経験がある という。

 万引きを軽視する保護者も少なくなく、警察から連絡を受けた母親が盗品を買い取れば盗みにならないと主張したり、補導は行き過ぎだと警察官に食ってかかるケースも増えている。

 06年の刑法改正で窃盗罪に懲役刑に加えて罰金刑が導入され、従来は起訴猶予処分となることが多かった万引きを処罰し、再犯防止を図ることにした が、何よりも幼少時からのしつけと教育でモラルを確立させることが重要だ。万引きは万罪のもと。犯行を見とがめられた容疑者が殺傷事件を起こしたり、逃走 中に交通事故にあったりもしている。厳正に対処し、撲滅を期したい。

毎日新聞 2008年10月20日 東京朝刊

志野原生氏http://www005.upp.so-net.ne.jp/shigas/WELCOME.HTMより

新吉原を行く


隅田川に懸かる歩道橋桜橋を渡ったところから少し南が山谷堀の起点である。堀は埋め立てられて細長い記念公園になっている。吉原へは、山 谷堀を吉原大門まで遡る方法が一番のお大尽遊びであったと公園の由緒説明文に書かれていた。捕物帖「御宿かわせみ」では陸路や隅田川だけを猪牙舟にする ルートが主に使われいる。お江戸探訪の一つとしてこのルートを辿ることにした。
川幅は意外と狭い。埋めたて前の欄干が残っていて、銘板には昭和4年改修と書かれていた。その端から端までが3間無い。行き帰りの猪牙2 艘がやっとすれ違う程度の幅である。北側の土手には桜が植えられているから春は美しいであろう。南側はもうビルが占領している。公園とビルの1間もない空 間に不釣り合いな柳の大木が1本窮屈そうであった。
堀割に沿った社寺で目立ったのは待乳山聖天であった。隅田川近くの小高い丘の上だからさぞかし昔は見晴らしが良かったであろう。今は山肌 を削ってビルが接近して建てられ、公園やらお寺やらビルやら駐車場やら自然を残すのは損だとばかりに、人工物が取り囲んでいる。これまでの東京見物でだい たいは想像していたが、今改めて高い費用をかけての公園造りなら、何故あのままの歴史的風景で残さなかったのかと思う。
吉原大門から真っ直ぐ吉原神社に向かう。浅草七福神の一つらしく幟があちこちに置いてある。正月のお参り案内だったのであろう。ここは歓 楽街である。まだ昼なのに客引きの姿があちこちに目立つ。往復で10人は数えた。電光掲示板風の看板があって、30分3000円と読めた。目が合うと声を かけてくる。
町並みは汚らしい。戦争で焼ける前は三階楼が軒を並べ、遊郭らしい景観があった。戦前を知っているわけではないが、木村荘八の絵図が示し ている。戦後の人々は、どこもそうだが、町並みに美観を保とうとはしなくなった。公共の建物だけやけに立派でもねぇ。角海老の看板が目に入る。角海老は記 憶にある。樋口一葉「たけくらべ」に出てくる妓楼の屋号である。昔大門正面の通りの大店であった。
公園で目に付くのは浮浪者である。先週の雪がまだ消えていないし、寒空であるが、服装は結構しっかりしていて防寒に困っている風ではな い。布団があちこちに乾かしてある。日焼けに無精ひげ、垢じみた顔手足など決して側にいて心地よいものではない。殆どが老人だが、壮年者もいる。往路で出 会った人は帰路でも同じ位置で所在なさそうに座っている。携帯ラジオを聞いている人も何人かいた。隅田川河畔には防水布を屋根にした箱形の小屋が何軒もで きている。
浮浪者が増えて行く。浮浪についての罪悪感が薄れ、人道援助が手厚くなって「やる気のない」浮浪を助長する。行き過ぎるとデモンを呼び込む予感がする。

('98/01/17)

「老コンサルの残日録」http://ameblo.jp/tkjsk0231hzannitiroku/より

権力+金力=悪政


昨日の<=438=最低レベルの選挙前哨戦>の最後に、いつでしたか民主党の小沢さんが『…国会議員の定員を削減する…』と語ったが、その後どうしたんでしょうね、と書きました。


丁度その頃でしたか、民主党は党紀として≪国会議員の世襲を制限する≫ことを検討中、という記事を読んだことがあります。研究して、むしろ法案提出すればいいのに…。


衆院解散総選挙の時期が不透明になっています、自民党は戦況不利とばかり引き延し作戦?民主党の兵糧が尽き厭戦ムードが起きるまで持久戦?民主党は解散に追い込むとは言いながら戦略不足?解散時期の見込み違い?でしょうか。


ある学識経験者が『世襲議員の制限は職業選択の自由、という点で如何なものか』というコメントを出していましたが、 それこそ≪このコメントは如何なものか≫と思います。公務員にスト権が認められていないように、税金で口を糊する立場の人には、当然のこと然るべき制限が あるのは当然です。


<一握りの権力と金力を併せ持った人達>が牛耳る社会・国家は良い筈がありません。江戸時代、武士は権力はあるけれ ど貧しい、商人はお金はあるけれど権力がない。徳川幕府、権力のある譜代大名は小禄、外様の大禄の大大名には権力をやらない。だから、徳川幕府は260年 ももったんです。


小泉郵政選挙の前、自民党の世襲議員は52%でした。ここ数代の総理大臣は総て世襲議員です。権力+金力=悪政。前 に何度も書きました、民主党が大勝するには、国民が大賛成し自民党が絶対に飲めない政策、つまり議員定員の削減・世襲議員の制限・公務員改革、を争点にす ること、です。これなら時期を選ばないでしょう。


『反貧困ネットワーク』が主催して『反貧困 世直しイッキ大集会』が開かれ2,000人が集まったとか。数代続いた世襲総理大臣のもと、非正規労働者が1,732万人、年収200万円以下の給与所得者が1,000万人越え、貧困・医療・介護に困り抜いている高齢者群…。


彼等は、各政党に対しこれらのことを選挙の争点にさせるべく運動するとのことです。これから来る大不況、≪経済弱者は自助努力をしなかった人≫で済まされるでしょうか???



私の感想

政治家役人に100%責任があるわけではないし、無理に咎めてもしかたがないが、なんだか「自分達は安泰で、対岸の火事」と感じているらしいのが、つよく感じる。でなかったら、天下りを2、3遍して一億円だか定年後に稼ぐのは、遠慮するはず。一部の高級官僚の話ではあっても腹が立ちます。建築コンサルタントをしてみえると、薄給の人の気持ちが判って、義憤が湧くのでしょう。

≪経済弱者は自助努力をしなかった人≫と言う論法ですが、すり替えがあると思います。年収が平均以下の人は、自助努力をしなかった人もいるし、努力しても的外れの場合もありましょう。もっとも、自分の事を言っている場合「謙遜」です。東海銀行から知多信金に請われて、銀行公認の出向?した人が「百姓は浅はか」と言ったので農家に生まれた私はむっとした。しかしその人も、農家に生まれた人。多分東海銀行でうまく立ち回れなく、貧乏くじをひき、知多信金でも、現職理事長で急死されました。

エリートで、たいして努力せずに,高収入の人は、大真面目に考えているのですが「どこかピントがづれています」。淡島千景、越路吹雪等芸能人ならいいのですが、石原慎太郎知事あたりは、東京都民の民度を疑います。

2008年10月20日月曜日

じいちゃんの独り言http://okamoto1।at.webry.info/

栄枯盛衰世の倣い




秋も段々深まって参りましたが、朝夕の冷え込みは風邪を誘発し兼ねず、おまけに今年は予防注射の効かない新型インフルエンザの登場とか、(;;)自然破壊 による地球環境の悪化に伴って自然現象ばかりでなくあらゆる物が石油製品の残滓に冒されて行くように思えて成りません。世界経済の破綻も元はと謂えば、原 油価格の人為的な操作により脆弱となった企業が企業基盤を再構築すべく債券市場へ虎の子の財産を注ぎ込んだ処でアメリカのバブルが弾けてサブプライム事件 の登場となりましたから、どんなに大きな企業も一溜まりもありませんね。いいえ大きな企業ほど余裕資金を持っていましたから影響が大きいと思います。
日経平均は1万円台を割って8000円台と低迷し、1ドルも100円前後でうろうろ、其れも強い円なら兎も角弱いドルのせいとあれば日本も周章狼狽の体で ありますが、選挙も近いとあって政府は消費者の保護とか小手先の小細工でお茶を濁し、実体経済の根源から目を背けて何もできずに立ち竦むばかりとは情けな くてなりません。自民党も党の行く末などより国の存亡が遙かに大切なことが分からんのか!
禿鷹軍団の一つであったモルガンスタンレーに9000億円出して救済すると侠気を見せた三菱UFJFGでしたが、此処に来て25ドルで取得予定のモルガン の株価が10ドルを割ってきたため慌てて普通株の取得予定を変更し、全額優先株に切り替え先週9000億円を振り込みましたが、幾ら優先株が配当金優先と は謂え、10ドルを割った会社に配当する元気があるとは思えませんし、第一優先株になると議決権が行使できないため役員一人送り込めず経営方針に介入でき ないため到底傘下に治めるどころではなく、或る意味社債権者のようなものであって社債権者なら決まった利息が得られますから未だマシであり、優先株取得は 日本政府が金融機関救済のため大手銀行に対して自己資本比率を高めるために採った手法と少しも変わらず、それならアメリカ政府が採らねばならぬことを三菱 UFJが代行したことになり、人助け(国助け?)も良いとこです。若し株価が回復しないと三菱UFJは致命的な含み損失を受けることになるでしょうから株 主から高値掴みの責を問われて株主代表訴訟を起こされることになるでしょう。それはそれで三菱UFJ経営陣の自業自得ですが、此まで我が国がモルガンスタ ンレーから毟り取られた多額な不動産や株式の差益に加えて今回の救援策ですから、三菱UFJは世間から“盗人に追銭”と謂われても致し方がないでしょう が、三菱UFJはきっと経営権を握って彼等から法に触れないボロ儲けの方法を教わりたかったのでしょうね。若しそうだとしたら泉下の岩崎弥太郎氏が嘆いて いられると思いますが、彼とて維新政府が通貨発行に際してインサイダー取引の魁(さきがけ)として巨利を得て日本郵船を創設した人物ですから因果は巡るで あったと言えるのでしょうか。

神戸市も遂に来月から分別ゴミ有料化となるを受けて、先日事務所のあちこちを整理していたら、噴霧口が壊れたダニ退治の畳フマキラーが出てきました。何時 購入したものか記憶になく容器の中は未だ液体が沢山詰まっているようで金属製のゴミにすると爆発の危険があるとか…(;;)処置に困って容器に記載された お客様相談室に電話してみました。すると先方の係の方はとても丁寧な応対で“その商品は10年前に製造中止となっておりますので代りの商品をお送りさせて 頂きます。当方からお送りする封筒で畳フマキラーをご返送下されば結構です。送料は此方で負担します”と言われ、恐縮してしまいましたが、電話を終わって たったの15時間の翌朝商品が届けられお詫びの手紙まで入っていました。ゴミに出せない代物なので畳フマキラーさえ受け取って頂けるなら送料此方負担のつ もりで電話したのに、代りの商品の蟻フマキラーとオマケとして下駄箱の脱臭剤まで頂戴してしまったので、幾らお客様は神様ですと謂っても、其れは表向きの 飾り言葉に過ぎず実際には消費者の権利の乱用である横暴を苦々しく思っているメーカーが多い中を10年も前の商品を引き取ってくれておまけに代りの商品ま で頂戴できるとは日本には立派な会社もあるものだと感激と同時に愕いてしまいました。
此の会社は電池式の蚊取器の売れ行きが好調で殺虫剤業界では第三位に君臨していますが、最近では最大のライバルである業界トップのアース製薬が毒牙を伸ば し、持ち株を買い増し今ではフマキラーの筆頭株主となって自社の傘下に入れようと画策していますが、フマキラーは徹底抗戦の構えです。フマキラーさんどう か負けないで頑張って下さい。私も微力ながら少しですが株を買って応援するつもりです。“TOBが掛かっても売りませんから安心して下さい”と言いたい処 ですが僅か1000株買った処で援軍にも何にもなりませんね。こう言うのを称して“田作(ごまめ)の歯軋り”というのでしょう(;;)フマキラーさんご免 なさい<(_ _)>

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フマキラーの商品に同封されていた手紙の封書も便箋もB5判でしたから、役所の書類を初め殆どの書類が欧米に倣ってA4サイズにされている今懐かしい郷愁 に浸りました。何せ10年前に購入したうちのFAXは既にB5サイズの設定が失われていますから、此の会社余程物持ちの良い会社か或いは“故きを温ねて新 しきを知る”今時珍しい反骨の精神の持ち主である会社なんだと納得しました。(^^)

小さい街で起こった大きな出来事をお知らせしましょう。神戸市の端にある垂水の駅前に40年以上も古くからあるパチンコ屋さんがゲーセンなどを経て、今夏 店を潰して雑居ビルにでもなるらしき大きな建物の建設着工となり工事は順調に進んで居りました。廃業の原因は其れまで立地条件の悪かった後発のパチンコ屋 がどんな伝(つて)を辿ったのか、或いは市の条例で定められた垂水小学校からの距離が幸いしたのか、阪神大震災前の駅前再開発に乗じて上手く一等地である レバンテ1階の表正面を獲得したせいで立場が逆転し客が取られたためだと思われます。先発の廃業で現在では駅の北側は後発の店1軒だけとなりましたから日 曜日など10時開店の一時間前から客の行列ができる盛況振りでパチンコ業界衰頽の噂など何処吹く風の有様です。廃業したパチンコ屋さんの先代A社長(華僑 の方)とは大昔2-3度お得意先の方の紹介でゴルフに行ったことがあり、10数年前に亡くなられました、自宅は店から徒歩数分の八幡神社の西隣の豪邸に住 まっていられましたが、最近売却され今年分譲マンションとなってしまいました。二代目のAさんは顔も存じ上げませんが、私の家の坂の上に100坪の邸宅を 構えられたのは30年ほど前のことですが、入口の大きなガレージには豪奢にもベンツにBMWと当時は高値の花(今でも?)高級車が2台並んで居て、パチン コ屋さんは良く儲かるんだなと感心すると共に、何時もジャンバー姿に自転車で店に来られていた質素なお父さんのAさんと対照し“親辛抱、子楽、孫貧乏”の 俗諺を思ったことを今も良く憶えて居ります。
二代目のAさんが此の世界から撤退されたのは競争相手のためばかりではなく、パチンコ業界の趨勢を先読みされての転身であったのでしょうが、不幸の赤い糸 (黒い糸か?)など何時何処から飛んでくるか分からず、大事を取って設計施工を依頼した中堅ゼネコン新井組(東証1部上場)がこともあろうに施主の一人で ある創建ホームズのマンションを建築中に同社が8月倒産し、代金5億5千万円が焦げ付いたために資金繰りに行く詰まり、新井組まで共倒れ倒産となって民事 再生法申請となったものですが、全幅の信頼を置いた東証1部上場のゼネコンに建築半ばで工事がストップされ放置されては二代目とすれば将に青天の霹靂で あったでしょう。(;;)

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建築中途の建物は新井組のものだし、着工時に支払った数千万円?の建築代金は一般債権となってAさんには先ず1%も返って来ずこの先一体どうなることで しょうか。素人考えでは建築中途の建物をAさんが管財人から買取り、他の工務店に工事費を払って続きの工事をして貰うことにでもせぬことにはどうにもなら ぬと思いますが、他人の工事の続きなんて5割増し位貰わないと誰だって厭がることでしょう(;;)
それにしても年商700億円の大会社が僅か5億5千万円のお金をメインバンクである三井住友銀行から調達できないなど、きっと新井組は創建ホームズの倒産を理由に虎視眈々と頃合いも見計らっていた三井住友に見捨てられての倒産であったに違いありません。
新井組はバブル最盛期に銀行に上手く乗せられて北摂道場付近でゴルフ場を建設しようとして600億円の赤字を出して当時の株価が16円まで下落したことが ありましたが、未だその古傷が癒えて居なかったものと思われます。現在新井組は監理ポストで株価は一株僅か2円となりましたから再建は絶望であり倒産は事 実上確定的ですが、一番悪い奴はきっと薄情な銀行でしょうね。
Aさんも二代目ですから苦労が足りなかったのか、その辺りの事情に疎いお坊ちゃんだったのでしょう。(;;)栄枯盛衰世の倣いとは謂えお父さんは泉下でどんな思いをされて居るでしょうか。(;;)


「老コンサルの残日録」http://ameblo।jp/tkjsk0231hzannitiroku/より

ダイヤモンド社・倒産危険度ランキングの?


小BLOG:10月02日=422=またまたダイヤモンド社の倒産危険度ランキング:に、このランキングおかしいなあ、と書きました。≪数値に常識を加味しないと…≫とも。


株価が極めて安いレベルの建設業者の多くが、9電力より倒産危険度が低いことになっていたり、業界常識あるいは投資家常識で見ても優劣が逆ランクだったり…こういう情報に無頓着な建築主が被害を蒙らなければいいですけど、なんて。


将来の事は解りませんが、9電力がホンの数年の内にオカシクなる、なんて常識では考えられないですよね、それよりも倒産危険度が低い、とランクされた新井組がこのあいだ破綻しました。同ランキングで、624社のうち335位でした。


ちなみに、9電力の中で最も倒産危険度が高いのは東京電力の123位、どういう思考回路でこういう数字が出るんでしょう、いちばん低いのが四国電力の333位です、新井組よりアブナイ事になっています。


新井組は、もともと財務状態が脆弱で2002年08月でしたか640億円の債務免除を受けて生き延びてきた会社です。1997年、飛島建設が6,400億円の債務免除を受けたのが始まりで、いらい多くの大手建設業が倒産・事業分割・債務免除の道を辿ってきました。


倒産した会社は、とうぜん建設業界から退場しましたが、それらを引き取った会社、劣化した不動産など不良資産を別会 社に移して施工専門会社として生き延びてきた会社、借金を棒引きしてもらって生き延びてきた会社、その後の様子を見ているとチャンと公共工事を受注したり して、おかしいなあ、と思います。


つい先だって、群馬県高崎市の井上工業が破綻しました。東証2部上場、120年超の歴史を誇る地場の名門企業でし た。私が子供の頃(65年前)、よく母親に連れて行ってもらった高崎の白衣の観音様は、同社からの寄付、同社の施工(当時としては素晴らしい施工技術だっ たでしょう)、だったとか聞いたことがあります。若い頃の田中角栄さんが新潟から出てきて修行した会社だ、とも。


これからが本格的な建設不況。ダイヤモンド社のランキング、信用できるかなあ。

志野原生氏http://www005.upp.so-net.ne.jp/shigas/WELCOME.HTMより


マリー・ローランサン


この画家のリトグラフには不思議な美しさがある。百貨店の美術コーナーによく出ている。しかし彼女の油彩水彩画を見るのは久しぶりだった。佐久甲州街道から麦草峠を越え、蓼科湖湖畔のマリー・ローランサン美術館に立ち寄って以来、もう10年以上経過している。
彼女は、ヨーロッパにあって歴史の大波に揺り動かされながら、画風を完成した才媛である。時代と共に画風も変わって行くが、初めから幾分 抽象的で淡い中間色的彩色が勝った絵であった。肖像画を描かせるとさすがにその人の個性を映し出すが、そうでないテーマを持った絵の中の人物は没個性的で ある。それらしき顔をしていない。また背景がきわめて簡素化されていてモチーフと縁のない造作は一切かけない主義のようである。
この描写の技法は日本画に似ているなぁと思った。日本画と云っても現代のそれではない。現代のはますます洋画に似てきて、画布一杯を塗り たくっているという印象だ。まだ屏風絵、掛け軸の伝統が消えず、しかも画題に人物が主役を占めることの多くなった明治以降から昭和中期頃までの全盛期の日 本画である。日本画の線の多用、陰影の制限など細かい点でははローランサンとは違うが、没個性的な人物像、簡単な背景などは類似性を感じさせる。
構想が表に飛び出しているような絵でもない。歴史画のような大舞台があるわけでもないし、宗教画のような信仰対象があるわけでもない。ど こにでもあるような環境にどこでも見かけるような人物-女-が描かれている。強烈な印象はだから個々の絵からは得られない。しかし展覧会全体から、何かし ら一度忘れた頃にまた思い出す画家と云えるのである。
展覧会場の売場で印刷品を眺めると、この淡い中間色の絵が美術印刷に優れて向いていることに気付く。かえってこちらの方が、ローランサンの作品をより際立てているようにまで思った。

('98/01/17)

http://pub.ne.jp/shimura/?cat_id=84552&page=2志村建世氏のブログより

70代からの情報革命(4)

NECのワープロ「文豪」による台本のフォーマットは、B5縦に横書きで一行に40字、行数は20行(後に22行)にしたから、ちょうど手書き原稿 2枚分が1ページにおさまった。左から10字のところで縦線を入れ、左側は画面の説明、右側の30字にナレーションを入れた。一行を読む長さが、ほぼ6秒 になる。スライドの場合は、一画面に対して6~8秒の文章を二つ、字数にして7~80字程度の解説を書くと、ナレーターが読みやすく、作品として見る場合 にも座りがよかった。言いたいことを一定の長さの中で表現するという私の文章スタイルは、この習慣から作られたのだと思う。
 とにかくワープロを使うようになってからは、私はキーボードと画面の前で長い時間を過ごすようになった。目の前に並んだ自分の文章を、気が済むまで手直しして、納得できるまで作り変え、しかも直したあとが汚くならずに、完成形として出来上がってくるのを見られるのだから、これは理想的な作文の方法に違いなかった。おかげで文章書きが楽しくなったと言ってもいいくらいだった。
 台本はB4の用紙を使って、左右に2ページ印刷するのを基本にした。長い作品でも、二つ折りして本のようになる。無駄のないスタイルだと思って長くこだ わってきたのだが、だんだんA4判が主流になる世の中の傾向に合わせて、ここ数年でA4に移行した。ただし今でも一行は30字にしている。
 このようにワープロは、私にとって、完全に使いこなしたと思える機械になった。しかしその成功体験は、パソコンを覚えるときには、意外にも障害になった ような気がする。私の会社も、娘が参加するようになった時期から、バソコンの導入が始まった。娘はコンピューターの専門家だから、新しく始めた幼児教育用 ビデオの画面作りにも、会社の計数管理にも、どんどんパソコンを使い始めた。当然、私も無関心ではいられなかったのだが、聞けばパソコンには、一冊読めば 全部わかるというようなマニュアルは、ないのだという。「やっているうちに、だんだん覚える」のがいいとしか言わない。そして自由に使ってもいいという ノート型パソコンを1台与えてくれた。
 マニュアルなしで、いきなりパソコンに立ち向かうというのは、いくらなんでも無謀だった。パスワードを教えられて開いてみても、自分が何をしたいのかが わからないから、手のつけようがない。「ヘルプ」などをクリックすると、余計にわからないことが出てくるばかりだった。一日に30分はやってみるという日 課にしたのだが、これは後から考えると全くの無駄だった。キーボードのキーを順番に全部押してみて、どこかで正解に当る筈だ、というようなことをやってい たのだ。
 ワープロまでは「機械」だったが、パソコンは機械ではなくて、「一つの世界への入り口」だと、今の私は思っている。パソコンを機械として理解しようとし たのは、根本的に間違っていたのだ。何をしたいかを決めて、そのために必要な操作法だけを、まずは先達から習うべきだった。


朝日新聞社説

障害者の年金―国会が救済するしかない

 心や体に重い障害を持つ人々にとって、最高で月に8万円あまりが支給される障害基礎年金は生活の支えだ。

 これを受けるには、国民年金に入っているか、あるいは20歳になる前に医師の診察を受けているかのいずれかが必要だ。審査は公正でなければならないが、救済されるべき人を排除してしまうことがあってはならない。

 悩ましいのが統合失調症の場合だ。ほかの病気やけがと異なり、発症しても患者が医師にかかるまでに長い月日がかかり、結果的に20歳を過ぎてしまうこと もある。原因がはっきりしないうえ、本人や周囲もなかなか気づかないためだ。このようなとき、「初診日」をどう考えるべきか。

 最高裁は「政府が客観的に公平に審査するためには、厳密に初めて診察を受けた日と考えるべきだ」との判断を示した。統合失調症の2人の男性が、不支給の取り消しを求めた裁判でのことだ。これで原告の敗訴が確定した。

 背景には、学生については90年度まで、20歳を過ぎても国民年金への加入が任意だった事情がある。当時のほとんどの学生と同じように、原告の2 人も未加入だった。また、2人が統合失調症と診断されたのは、21歳と20歳のときだった。2人は、統合失調症の特徴を理由に、「20歳前に発症したのは 明らかだ」と訴えた。

 一審では原告側がいずれも勝訴したが、二審では、1人は勝訴、もう1人が逆転敗訴と分かれた。

 最高裁第二小法廷の4人の裁判官の判断も3対1に分かれた。

 多数意見は法律の条文を文字通り解釈して原告の主張を退けた。2人が医学的に20歳前に発症したとみられることは最高裁も認めているのに形式的すぎる。救済されるべき障害者を切り捨てた行政をただしてほしかった。

 反対意見を付けた今井功裁判官は「障害基礎年金は社会福祉の原理に基づいて作られた制度だから、発病と近い時期に診察を受けることが期待できない 病気については、20歳前に発病していたことが医学的に確認できれば足りる」と述べた。法律を柔軟に解釈して救済を優先しようとする考え方であり、こちら の方が説得力がある。

 2人が年金の支給を申請してから10年。提訴してからも7年がたった。48歳になる原告は、生活保護と、無年金者救済のために3年前につくられた 特別障害給付金の計15万円を得て、ひとりで暮らしている。もう1人の40歳の男性の収入は特別障害給付金と福祉作業所の報酬など計5万円だけで、いまだ に両親が養っている。

 2人のような人たちを、司法によって救う道は断たれた。このうえは国会が動くしかない。すみやかに法を改正し、20歳前の発病が医学的に証明された場合にも支給の扉を開くべきだ。




「老コンサルの残日録」http://ameblo.jp/tkjsk0231hzannitiroku/より


最低レベルの選挙前哨戦


衆院解散総選挙の時期はマスマス混迷の度を高めています。雑誌に麻生さんが書いた『国会の冒頭に…』が言った言わな いでゴチャゴチャ。10月26日が11月の2日か9日になり、最近は11月の30日のようだ、とも。麻生さん、日本で自分1人にしかない専権事項を楽しん でいるのかも。


麻生内閣の支持率が各紙で軒並みダウン、第2次緊急経済対策を提出、その成立を計り支持率を上げて解散か?とも言われているようですが、内閣支持率を上げるほどの対策を打ち出せるとも思えません。そこで出てくるもの、政策論争でなくて≪相手に関するダーテイな暴露合戦≫。


民主党の幹部:藤井・石井・山岡…各氏のネットワークビジネス(マルチ商法・ねずみ講)業界との疑惑、民主党がそれ に対抗すべく火をつけたんでしょう倉田総務副大臣(の元秘書)がらみの不正ビザ発行疑惑、麻生さんの胸の内を図りながら解散総選挙の日取りを見込んで選挙 戦に入っています。イヨイヨ熱が入ってきました。ただし最低レベル。


国民の知らないところで、我々が選び国政を委託したバッジの先生がた、選良と言われる人達が、こんなトンでもない事 をしていたのか、寂しく、空しく、悲しい思いをしながらも、有権者にとっては投票行動の大いなる情報になることも事実です。政治家ってソンナモンダ、と思 わずに情報ファイルに入れときましょう。


金融危機対策・景気浮揚対策には特例国債(赤字国債)の発行も、と言う声が上り始めました。何日か前には中川財務大 臣が『そうしなくも何とかなる』と言ってたんですがどうしたんでしょうね、最近の大臣の言葉の軽いこと、日本を倒産への道に導こうというんでしょうか。一 方では麻生さん、『国民は相応の負担増はナットクしているから(増税も)…』ホントですか、麻生内閣になって政治行政のムダをどうするか、という議論は マッタク聞かれなくなりました。


麻生内閣ができ、さあ解散総選挙、という時に民主党代表・小沢さんがチラッと言ったこと『政治行政のムダを徹底的に 省く、国会議員の定員を削減する…』はその後どうなったんでしょうね、衆院選の隠し玉なのかなあ?でも、選挙は近そうです、これまで以上に目と耳を開きま しょう。


鵜飼俊男の感想

いつも、楽しく拝見しています。先生の御意見には新聞社説に無い、腹蔵の無い、歯に衣を着せない、真剣な、そして温かいものが感じられ、良いお人柄だなあと、思います。寅さん映画の「御前様」のような方でしょう。

さて、私は半田市で21年8ヶ月、レコード店を営んでまいりましたが、この7年赤字でとうとう廃業、求職活動・職安通いです。敗因は思い切った転業に踏み切る勇気が無く、10ばかり小出しに多角投資したものの「たばこ」「金券ショップ」が少し良かっただけで、宝くじ、100円菓子は大赤字。お客に話すと、売り場の半分以上をドーンと改装、「一か八かの勝負に出よ」と言われました。さて、小田原評定で、蓄えが尽きました。 では、御健筆を。

2008年10月19日日曜日

志野原生氏http://www005.upp.so-net.ne.jp/shigas/WELCOME.HTMより

天城越え


TV正月番組の天城越えを見た。田中美佐子主演2時間のドラマスペシアル、新作である。演出大岡進、あまり聞かない人であった。昔、野村芳太郎監督田中祐子主演の同名の劇映画を見た。印象に残る名作であった。だからついつい比較してしまう。
原作は松本清張の「黒い画集」に収められている同名の短編小説である。著名作家の著作だから入手容易と思ったが、案に相違して困難だっ た。図書館、書店など何軒か見て歩いたが、どこも清張作品の一部しか置いてない。彼は多作に過ぎて全部を置けないらしい。文庫本でも色んな出版社が少しづ つ出している。結局あまり売れていそうもない小さい店舗に残っていたのを見つけ買った。あそこへ行けば岩波だけは揃っているとか、清張は全部あるとか、書 店は店の哲学で特徴を出すのが誇りであったが、私の見たよく売れている店というのは、どこも似たり寄ったりの品揃えであった。本屋のスーパー化であろう。
映画にもTVドラマにもかなりの脚色がある。原作には主人公「大塚はな」の後日に一切触れてないが、映画では裁判後病死し、TVドラマで は30数年を生き抜いて能登の朝市で真犯人の元少年と会話を交わす。前者では真犯人は記録を読んで自殺を試みる。土工殺害が前者では原作通り夜であるのに 対し、後者ではまだ日が高い内に行われる。後者では登場をカットされた事件証人がいる。映画では取り調べに便所に行かせないと云う拷問を使うが、原作には ない。
大人になりかかった少年の殺意がこの小説のテーマであるが、どちらの作品でもよく表現されている。少年は、道連れのきれいで華やかな女 が、流れ者の土工と重なり合って漏らすうめき声を聞いて、母親の不倫の現場を覗いたときの憤りと困惑を思い出す。その女に寂しい道を守ってやると約束した 言葉が頭を過ぎる。女が酌婦という売春婦であることは30数年後になって初めて知る。映画では少年の目で見たはなに近く、TVではより酌婦らしく演出され ている。昨秋バス旅行で付近を通った。地形が判っているから物語の展開が感覚的に飲み込める。
この刑事事件では証拠不十分ではなは釈放される。刑事の事件記録では、少年も同じ9文半の足なのに、女の足跡と思い込んで見逃した反省を 記す。理性では理解できぬ不可思議な少年犯罪が現在多発している。人は誰でも獣性を持っているが、幼少の頃は恣意のままに行動するには力が伴わず、長じて はそれを理性が統御してくれる。そのバランスを崩した姿が少年犯罪である。大正15年という道徳心豊かであった時代を背景にした事件で今日を予言した清張はやっぱり大きな作家だった。

('98/01/17)

http://pub.ne.jp/shimura/?cat_id=84552&page=2志村建世氏のブログより

2008.10.19

減税は有難くない


公明党あたりが圧力をかけて、政府は減税を公約に取り入れ始めていますが、これで景気が回復すると思う人は少ないようで、今朝の「日曜討論」その他の番組でも、概して不評のようでした。減税は、個人にしろ企業にしろ、所得のある人が受けるのですから、所得を失っている家庭にも、赤字の企業にも、全く無縁の恩恵です。
 私は小さな会社を運営してきた長い経験の中で、黒字決算ができたのは、短い好運な時期だけでした。そして黒字が出るような好調なときに払う税金が、高い と思ったことは一度もありませんでした。実家の出版社にかかわっていた時期の記憶でも、業者仲間で「節税はしてもいいが、脱税はしない方がいい。税金を 払って倒産する会社はない」というのは常識でした。利益が上る中から払う税金は、たとえ100%であろうと、会社を倒すことはないのです。赤字が続く中で 会社を存続させることこそが、苦労の大部分でした。
 会社を作ったことのある人には常識でしょうが、中小株式会社の大半は、慢性的に赤字の決算をしているものです。そういう会社にとっては、法人税の引き下 げは全く意味がありません。各種の控除など内部留保の特典も、そもそも利益の出ていないときには使いようもないのです。それよりも、今減税をするのなら、 「消費税の一年間廃止」の方が、同じ予算額の減税でも、ずっと効果があるでしょう。これだったら、確実に消費は上向いて、恩恵はすべての企業にも、国民に も行き渡ります。何よりも気分が明るくなるでしょう。
 それと同時に、すべての価格表示を、本体価格本位に戻すべきです。いくらの値段のものに何%の税金が乗せられているのか、国民に明示するのが公正な政治 というものです。消費税を復活するときは、一律ではなく、生活必需品には低く、または無税とし、ぜいたく品や、普及が好ましくないものには高い税をかける べきだと、私は以前から思っていました。
 また、給与から税金を天引きする源泉所得税は、そろそろやめるべきです。これは戦時経済での強制的な戦費取立てが起源でした。会社は膨大な事務負担もさせられてきたのです。コンピューターの能力が高くなっている現在、政府直轄にできないわけがありません。
 小手先でごまかすような減税策よりも、公明正大な税制へと踏み出すべきです。

毎日新聞

知りたい!:女性誌サバイバル ブーム一転「超氷河期」 やっぱり王道は「読者目線」

 「論座」(朝日新聞社)が10月号で最終号を迎え、「月刊現代」(講談社)が休刊を決めるなど、雑誌がこれまでになく厳しい状況に立たされている。つい数年前にブームを迎えた女性誌も事情は同じ。あの手この手の生き残り策を探っている。【國枝すみれ】

 民間のシンクタンク、出版科学研究所によると、雑誌の推定販売部数は03年に30億7600万冊だったが、07年には26億冊強に。今年8月だけ見ると約1億8000万冊で、前年同月に比べ11・2%も減り、返本率は4割近くに達した。

 原因の一つがネットだ。一日に雑誌を読む平均時間は17・1分で、携帯電話からネットへの接続時間(17・7分)に抜かれた。広告収入も06年以降、ネットが雑誌を上回る。

 特に女性誌は落ち込みが激しい。部数で見ると、00年から07年にかけて11%も減少し、なかでもファッション誌の後退が著しいという。メジャー系では「BOAO」(マガジンハウス)、「GRACE」(世界文化社)が年内で休刊する。

   

 女性誌は数年前からスカーフなど豪華な付録を付けることがブームになったが、今年になって収束の気配だ。同研究所の久保雅暖研究員は「付録で雑誌を手にしても、継続的な読者として囲い込むきっかけにならなかった」と分析する。

 モデルの蛯原友里さん(エビちゃん)ら人気モデルを繰り返し登場させ、06年には68万部を超えた女性誌「CanCam」(小学館)。姉妹版 「AneCan」を創刊したこともあり、現在は約46万部だが、業界では女性誌の優等生と見られている。しかし、同社女性誌編集局の大西豊チーフプロ デューサーは「ライフスタイルやファッションの好みはますます細分化している。森は見てきたつもりだが、細部はカンに頼っていた。これからは木の一本一 本、植生まで知ることが求められています」と語る。

 生き残るための試みの一つがネットとの融合だ。同社は、モデルが動画で登場するCanCamTVなどを展開、作り上げたブランドをウェブ上に移植する試みを進めている。

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 部数を急増させている女性誌もある。キャバクラ嬢を対象にした「小悪魔ageha」(インフォレスト)は「06年の創刊時5万部だった部数は、今 35万部」(中條寿子編集長)という。はやりの化粧法や髪形を紹介するだけではなく、100人以上の読者モデル「age嬢」が登場して「タクシーを降りて 店に入るときが憂うつ」などと本音を語る。

 中條編集長は「世の中、芦屋に生まれて母親からブランドバッグのバーキンをもらうような子ばかりじゃない。自分の力で生きようとする女の子のために作っている」と話す。編集部員には「上から目線」で取材しないことを厳しく課している。読者との距離感を作らないためだ。

 雑誌危機の時代を生き残る秘けつは、当たり前のことではあるが、「読者目線」(久保研究員)に尽きるのかもしれない。


イチロー:WBC監督問題で初言及…「現役困難」に苦言

 野球の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督選出問題について、マリナーズのイチローが18日、混迷する現状につい て初めて言及。「最強のチームをつくると言う一方で『現役監督から選ぶのは難しい』では、本気で最強のチームをつくろうとしているとは思えない」と指摘し た。

 日本は06年の前回大会で世界一に輝いた。「もう一度、本気で世界一を奪いにいく。WBC日本代表のユニホームを着ることが最高の栄誉であるとみんなが思える大会に自分たちで育てていく。シンプルなことなんですけどね」と話した。

 イチローは正式要請が届く前に自ら参加の是非について語らない姿勢を貫いているが、現実的には出場の可能性が高い。参加を前提としての発言のようだ。

 「大切なのは足並みをそろえること。(惨敗の)北京の流れから(WBCを)リベンジの場ととらえている空気があるとしたら、チームが足並みをそろえることなど不可能でしょう」。イチローの声は今後、いかに響いていくか。(シアトル共同)


社説:米大統領選 経済再生へ斬新な構想を競え

 9月から10月にかけての金融危機は米大統領選の様相を変えた。9月前半までは共和党のジョン・マケイン上院議員と民主党のバラク・オバマ上院議 員が世論調査の支持率でせりあっていた。危機が広がるにつれオバマ氏が優勢となる。3回のテレビ討論でも傾向は変わらず、選挙戦は最終盤に入った。

 最後の2週間、2人は激しい攻防を続けるだろうが、攻撃や中傷は控え、政策の対立軸を鮮明に打ち出してほしい。

 金融危機はいまのところ、マケイン氏に不利に働いている。オバマ氏は、ブッシュ政権の8年間の失敗でありマケイン氏はその延長だ、と「ブッシュ・ マケイン一体論」で批判し続けた。マケイン氏はテレビ討論で「私はブッシュ大統領ではない」と答えたものの、説得力のある反論や「ブッシュ離れ」の政策を 示していない。支持率の差が広がる要因でもある。

 気になるのは、大恐慌以来の深刻な危機と2人とも認識しているのに、2人の政策が不十分に見えることだ。マケイン氏は企業や富裕層の減税を重視 し、政府の介入より市場の競争にこだわる。上層が潤えば社会の隅々に利益や雇用が広がるという共和党の伝統的な保守思想を受け継いでいるようだ。

 一方、オバマ氏は政府による規制強化や中流・貧困層の減税を主張する。政府支出の拡大だけでは、リベラルの「大きい政府論」の再現にすぎないと懸念も出るだろう。

 大恐慌のあとルーズベルト大統領が登場し、政府の役割を広げるリベラルの時代が続いた。1980年代、レーガン政権が流れを変え、保守革命が始 まった。規制緩和と自由競争こそが繁栄を生むともてはやされた。市場万能主義が金もうけ優先のゆがんだ価値観につながり、今回の金融危機として暴発したの ではないか。だとすれば、30年近く続いたレーガノミクス時代の終わりであり、小手先の対処だけでなく新しい資本主義モデルを構築しなければならないだろ う。

 保守が一時的に退潮するなら、リベラルが新しいビジョンを提示する役割をになう時かもしれない。問題は、新モデルとは何かだれにも見えていない上、危機がどこまで深まり、いつまで続くか読めないことだ。

 世論調査によると、金融安定化法への支持率は3割に満たない。公的資金投入はウォール街だけの利益と批判する人は63%もいる。「国が正しい方向に向かっている」と答える人は7%にまで落ちた。自信に満ちた米国人の楽観主義はどこにいったのだろう。

 両氏は旧来の共和党や民主党の枠組みから抜け出し、米国再生の道を示し有権者の判断を求めてほしい。未曽有の危機を解決するには過去にとらわれない発想の転換が必要だ。