2008年9月21日日曜日

9/21まで

最終編集: 2008/09/18
中国粉ミルク汚染:メラミン疑惑 「まさか日本でも」 ジャスコなど商品撤去 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080921ddm041040167000c.html

中国粉ミルク汚染:メラミン疑惑 「まさか日本でも」 ジャスコなど商品撤去

 中国の牛乳や粉ミルクに化学物質メラミンが混入していた問題が日本にも飛び火した。丸大食品(大阪府高槻市)は20日、メラミンが混入した乳製品 を製造していた中国のメーカーの牛乳を使用した製品の回収を始めた。中国では死者が相次いでいるメラミン汚染。「食の安全」は揺らぎ続ける。「だいじょう ぶなのか」。消費者に不安の声が広がった。

 流通大手のイオンは20日、北海道の全店舗と本州、四国のジャスコなど計66店舗で、メラミン混入の疑いのある牛乳を原料とした丸大食品の菓子パン「クリームパンダ」を販売していたことを明らかにした。

 販売期間や個数などは不明だ。

 イオンによると、丸大食品側から同日午前、「該当の製品を扱っていれば回収する」との連絡を受けた。イオン側はこの日の午前中に店頭からの撤去を終えた。

 今のところ健康被害などの報告はないという。

 「クリームパンダ」を販売していた東京都内の店舗では、買い物客から不安や戸惑いの声が上がった。

 土曜の夜とあって小さな子どもを含む家族連れなどで混雑していた品川区のジャスコ品川シーサイド店。家族5人で訪れた近くの主婦、山中香織さん (37)は「6歳の長男ら3人の子どもは菓子パンが好きなのでよく買う。新聞などで見る食べ物の問題はどこか人ごとみたいだったけど、こんな身近で起きる なんて」と不安そうに話した。

 手押し車を押しなが



中国粉ミルク汚染:メラミン疑惑 「まさか日本でも」 ジャスコなど商品撤去 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080921ddm041040167000c.html

中国粉ミルク汚染:メラミン疑惑 「まさか日本でも」 ジャスコなど商品撤去

 中国の牛乳や粉ミルクに化学物質メラミンが混入していた問題が日本にも飛び火した。丸大食品(大阪府高槻市)は20日、メラミンが混入した乳製品 を製造していた中国のメーカーの牛乳を使用した製品の回収を始めた。中国では死者が相次いでいるメラミン汚染。「食の安全」は揺らぎ続ける。「だいじょう ぶなのか」。消費者に不安の声が広がった。

 流通大手のイオンは20日、北海道の全店舗と本州、四国のジャスコなど計66店舗で、メラミン混入の疑いのある牛乳を原料とした丸大食品の菓子パン「クリームパンダ」を販売していたことを明らかにした。

 販売期間や個数などは不明だ。

 イオンによると、丸大食品側から同日午前、「該当の製品を扱っていれば回収する」との連絡を受けた。イオン側はこの日の午前中に店頭からの撤去を終えた。

 今のところ健康被害などの報告はないという。

 「クリームパンダ」を販売していた東京都内の店舗では、買い物客から不安や戸惑いの声が上がった。

 土曜の夜とあって小さな子どもを含む家族連れなどで混雑していた品川区のジャスコ品川シーサイド店。家族5人で訪れた近くの主婦、山中香織さん (37)は「6歳の長男ら3人の子どもは菓子パンが好きなのでよく買う。新聞などで見る食べ物の問題はどこか人ごとみたいだったけど、こんな身近で起きる なんて」と不安そうに話した。

 手押し車を押しながら夕食の食材の品定めをしていた近くの無職、橘静子さん(67)は「食べ物も安心して食べられない、いつからこんなに怖い国になってしまったのか」と嘆いた。

 また、武蔵村山市のジャスコむさし村山店でも買い物客は一様に不安な表情を見せた。

 近くに住む中国籍の主婦、呉敏さん(30)は幼い子ども2人を連れながら、「食事が生活の基本なので、安心して買えないのは恐ろしい」と不安そ う。夫で会社員の沈立成さん(30)は「中国で大きな被害が出ていて気になっていたが、まさか日本にも入っていたとは。連日、食の不安に関する話ばかり で、何を食べればいいのか分からない」と話した。

 また、青梅市の女性会社員(42)は「冷凍ギョーザのように中国産の食品はあやしいものばかり。なるべく買わないように気を付ける」と憤った。

 ◇中国店でも撤去

 イオンは、中国国内に展開するジャスコの一部店舗で、メラミンの混入が判明した粉ミルク製品を販売していたが、当局からの回収命令を受け、問題製品を全量撤去している。

 ◇丸大課長らが報道陣に説明

 丸大本社(大阪府高槻市)には、午後1時ごろから約30人の報道陣が集まった。同社は記者会見せず、総務・広報担当の澤井達夫課長らが守衛室前で報道陣に説明を続けた。

 午後1時半過ぎ、新聞などに社告として掲載する「お詫(わ)びとお知らせ」と題した文書を配布。「牛乳からもメラミンが検出されたと19日に報道 で知り、中国の工場に確認を試みた。20日朝になって伊利集団の牛乳を使っているとわかり、朝から回収に当たらせた」と説明した。澤井課長によると、健康 被害の報告は今のところないという。

 ◇ダイエー系も27店、イトーヨーカ堂は6店舗で

 流通大手のダイエーは、グループ店舗のグルメシティを含めた27店で「クリームパンダ」「抹茶あずきミルクまん」「グラタンクレープコーン」「もっちり肉まん」を販売していた。

 また、イトーヨーカ堂も、西日本の6店舗で「クリームパンダ」を販売していた。いずれも商品はすでに撤去している。【小倉祥徳】

 ◇専門家「厳しくチェックを」

 消費者問題に詳しい専門家からは、相次ぐ中国製食品の問題に驚きの声が上がるとともに、日本メーカーの責任を問う声もあった。

 消費者問題研究所の垣田達哉代表は「粉ミルクに化学物質のメラミンを混入させること自体、日本では考えられない。冷凍ギョーザ中毒事件に続き、 『また中国か』と驚いた。中国の粉ミルク汚染事件と比べ混入したとしても量は多くないと思うが、蓄積されると健康被害が出るかもしれない」と指摘する。

 消費者運動家で雪印乳業社外取締役の日和佐信子さんは「安くてそれなりの商品を食べようと思えば輸入に頼らざるを得ず、消費者には自衛するすべが ないに等しい。日本の食品メーカーが、仕入れ先も含めて現地の製造管理を厳しくチェックするしかない」と企業側に注文をつけた。

 また、元東京都消費者センター試験研究室長で食品問題研究家の増尾清さんは「バブル崩壊以降、食べ物を扱う企業も安さを追求し、『安全な食品を届 ける』との気概が低下してしまった。たとえ子会社の製品でも、書面だけでなく担当者の舌できちんと安全性を確かめる姿勢が必要だ」と話した。

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 ◇問題の商品を販売していた店舗◇

 ■イオン系列

 《ジャスコ》

▽北海道 (8)旭川西、釧路、札幌桑園、札幌苗穂、札幌発寒、札幌平岡、札幌元町、苫小牧

▽栃木  (1)佐野新都市

▽茨城  (3)つくば、水戸内原、下市

▽埼玉  (4)入間、羽生、北戸田、浦和美園

▽千葉  (4)鎌ケ谷、大網白里、イオン成田、館山

▽東京  (2)むさし村山、品川シーサイド

▽神奈川 (5)茅ケ崎、久里浜、大和、相模原、秦野

▽新潟  (2)新潟東、村上東

▽長野  (2)上田、東松本

▽岐阜  (2)大垣、柳津

▽静岡  (4)清水、浜松志都呂、富士宮、浜松西

▽愛知  (4)守山、ナゴヤドーム前、大高、東浦

▽兵庫  (1)姫路リバーシティー

▽広島  (1)広島府中

▽愛媛  (1)松山

 《ポスフール》

▽北海道(19)藻岩、江別、千歳、岩見沢、小樽、余市、伊達、室蘭、登別、静内、根室、厚岸、釧路、帯広、北見、紋別、永山、春光、名寄

 《イオンスーパーセンター》

▽北海道 (3)石狩緑苑台、手稲山口、三笠

 ■ダイエー、グルメシティ

▽埼玉  (3)南越谷、東鷲宮、東川口

▽千葉  (1)新浦安

▽東京  (3)赤羽、赤羽北本通り、小平

▽神奈川 (4)淵野辺本町、東戸塚、横須賀、伊勢原

▽愛知  (2)メイトピア、名古屋東

▽大阪  (8)摂津富田、富田、松原、富田林、光明池、吹田、長吉、泉佐野

▽兵庫  (6)宝塚中山、西宮、小束山、三宮駅前、塚口、竜野

 ■イトーヨーカ堂

▽大阪  (2)鳳、津久野

▽兵庫  (2)甲子園、加古川

▽岡山  (1)岡山

▽広島  (1)福山

 ※20日現在、かっこ内は店舗数

毎日新聞 2008年9月21日 東京朝刊

asahi.com(朝日新聞社):社説
http://www.asahi.com/paper/editorial.html

福田外交―道半ばの無念とむなしさ 

 歴史にどういう実績を残したと思いますか。間もなく退任する福田首相にこうたずねたら、どんな答えが返ってくるだろうか。

 北海道・洞爺湖サミットの議長として、地球温暖化への国際的な取り組みに大きな流れを作ったこと。中国との関係改善を軌道に乗せたこと。それらが真っ先に挙がるのかもしれない。

 確かに、外交に意欲的だった。日米同盟とアジア外交が響き合ってこそ国益にかなうという「共鳴外交」を提唱し、「平和協力国家」として世界の平和のために汗をかくと誓った。

 福田外交は、前任の小泉、安倍両首相の路線への反省をも踏まえたものだった。靖国参拝で近隣外交をずたずたにし、「日米関係さえよければ」と米国にもたれかかった小泉時代。自由や民主主義といった理念をやたら押し出した「価値観外交」の安倍時代。

 それぞれにそれなりの理がなかったわけではないが、外交の幅を狭め、日本への不信や疑心を生んだ。そうした認識があってのことだろう、福田氏は日米基軸と同時に、アジアとの良好な関係を重視し、国連など多国間の外交展開を大事にしようとした。

 戦後の日本外交が培ってきた現実主義やバランス感覚を見つめ直し、21世紀の新しい国際環境の中で発展させようということだった。その認識と方向性は納得できる。

 ただ、正しい政策でも、それを実行する政権の求心力がなければ実を結ばない。せっかくの外交刷新が道半ばに終わったのが残念である。

 内政面での難しさは、首相の座を継いだときからはっきりしていた。衆参の「ねじれ」による行き詰まりを打開できないまま、年金や後期高齢者医療問題、さらに中国ギョーザ事件など食の安全にかかわる不祥事が続く中で、政権の体力が尽きた。

 しょせん1年という短期間では、思うような成果を出せなかった。

 アジア重視といっても、対中改善以外に目に見える業績は乏しい。在任中に拉致問題を解決したいと意欲を見せたが、具体的に動くいとまもなかった。果敢に平壌へ乗り込んだ小泉流とは違う福田流の腹案があったとすれば、それを見せてもらいたかった。

 「平和協力国家」も構想段階で頓挫した。アフガニスタンやスーダンなど国際社会が関心を寄せる平和構築に日本がどうかかわるのか、青写真すら描けていない。

 中国やインドの台頭が象徴するように、米一極と言われてきた国際社会の構造は大きく変わろうとしている。その米国には来年1月、新政権が誕生する。その中でどう日本の活路を開いていくか。福田外交が担おうとした課題は、総選挙後に誕生する政権にそのままのしかかる。

米の金融安定策―安定へ大きな一歩だが

 米政府が腹をくくった。金融機関が抱える不良資産を買い取るため、公的資金を数千億ドル、数十兆円相当を投入する方針を打ち出したのだ。

 大手証券リーマン・ブラザーズや保険最大手AIGが行き詰まったのは、住宅ローンの証券化商品などの金融資産の価値が幅広く暴落したことが原因 だ。「次なる破綻(はたん)」のうわさも流れるなか、金融市場が凍りつき、健全な金融機関まで資金繰りがつきにくくなる異常事態に陥っている。

 このような窮状を打開するには、金融機関から不良資産を切り離すしかない。米政府の決断を、一連の金融危機を沈静化させるための重要な一歩として 歓迎したい。ただし、これで危機が一挙に去るというほど、事態は甘くない。まずは、着実に対策を実行へ移していくことが肝心だ。

 米国で80年代に貯蓄貸付組合(S&L)が多数破綻したとき、その不良債権を処理するため整理信託公社(RTC)がつくられた。今回はその21世 紀版といえる。RTCは破綻したS&Lの債権を引き取って売却を進めたが、最終的に約1300億ドル(14兆円)の国民負担が残ったという。

 今後は、大幅に値下がりしている証券化商品などを引き取ることになろう。だが、問題も少なくない。

 将来の値下がりを織り込んだ安い価格で買い取ると、売り手の金融機関の側で損失がふくらみ、破綻に追い込むことも考えられる。逆に甘い値段で買えば、その後の値下がりは国民の負担になるし、金融機関に政府頼みの甘えを許すことにもなるからだ。

 両者の加減が難しいところだが、買い取り策が動き出せば市場に安心感が広がるだろう。同時に、次の策も必要になってくるに違いない。

 多額の損失で傷ついた金融機関を立て直すには資本の増強が欠かせないが、危機に揺れる民間からこれを調達するのは難事業だ。公的な資本注入が必要になるのではないか。

 また、立て直せる見込みのない金融機関は、市場への悪影響を避けつつ退場させねばならない。こうした対策を一歩一歩踏み進めていく以外には、危機から脱出する道はない。

 米国では危機に立つ金融機関が貸し渋りを強めており、景気を悪化させることが懸念されている。安定化策が本格化することで、健全度の高い金融機関から順に身軽になり、融資の機能が回復することを期待したい。

 これから米国や欧州の金融業界では合併や業務の切り売りなど、再編の動きが活発になるだろう。

 日本の金融機関は、欧米にくらべ相対的に力がある。体力の許す範囲でこの再編に参加し、発展のきっかけにしたらどうだろうか。それは、危機から世界が脱出する一助にもなるはずだ。

9/21
後期高齢者医療:舛添氏の見直し表明に「猟官運動」批判も - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080921k0000m010113000c.html

後期高齢者医療:舛添氏の見直し表明に「猟官運動」批判も

舛添要一厚生労働相が政権末期の中、後期高齢者医療制度の見直しを表明したのは、批判がやまない制度の抜本改革を掲げ、次期衆院選を与党に有利に導く狙い があるとみられる。ただ、舛添氏が言う「各制度をうまく組み合わせた改正」は難しい。構想を自民党総裁選で優勢な麻生太郎幹事長に持ち込んだことに対して は「政策を私物化した猟官運動」(厚労省幹部)という批判も出ている。

舛添氏は20日朝、記者団に「どんなにいい制度でも国民の支持が得られないと長続きしない」と表明。(1)年齢のみで対象者を区分しない(2)年金からの 保険料天引きを強制しない(3)世代間の反目を助長させない--の3原則に基づき、次期政権で見直し案を議論する考えを強調した。

具体的には、高齢化率が高く財政が苦しい市町村の国民健康保険を現役世代が多く比較的豊かな大企業の健康保険組合などが支援する「リスク構造調整方式」と、定年後も従来の健保に加入して後輩が支える「突き抜け方式」などの利点を取り入れるという。

しかし、両方式を融合した旧制度が破綻(はたん)寸前だったからこそ後期高齢者医療制度は考案された。高齢者医療費にあえぐ健保の解散が相次ぐ中、リスク 構造調整方式なら現役の負担がさらに増え「世代間の反目」を助長しかねない。一方、突き抜け方式は正規職員が自分たちのOBを支えるだけにとどまり、国保 の社会的弱者は対象外。理念の異なる両方式の「いいとこ取り」は難しいうえ、税か保険料の大幅アップが避けられない。

舛添氏は後期高齢者医療制度を再三称賛してきたが、福田康夫首相や町村信孝官房長官に相談せず、見直しを麻生氏に進言した。舛添氏の変心は、批判の矢面に 立ちながら制度の浸透に苦心してきた与党議員や厚労省職員には「敵前逃亡」に映る。公明党の山口那津男政調会長は20日のテレビ番組で「いい制度と大臣が 勧めるから、皆大臣を支えて国民に説明してきた」と不快感を示した。

大相撲秋場所:貴乃花審判長に理事長苦言 朝青の立ち合い - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/today/news/20080921k0000m050102000c.html

大相撲秋場所:貴乃花審判長に理事長苦言 朝青の立ち合い

【大相撲秋場所4日目】稀勢の里(右)を寄り切りで下した朝青龍。勝ったものの立ち合いを問題視された=東京・両国国技館で2008年9月17日、三浦博之撮影
【大相撲秋場所4日目】稀勢の里(右)を寄り切りで下した朝青龍。勝ったものの立ち合いを問題視された=東京・両国国技館で2008年9月17日、三浦博之撮影

大相撲秋場所7日目の20日、朝青龍が栃乃洋戦で、左手の手つき不十分ともみえる立ち合いだったにもかかわらず、貴乃花審判長が止めなかったことに武蔵川 理事長(元横綱・三重ノ海)は、「バラつきがあってはいけない。素人じゃないし、黙って座っていても何もならない」と苦言を呈した。

貴乃花審判長は、4日目の朝青龍・稀勢の里戦でも、朝青龍の左手をつかない立ち合いも不問にした。重ねての行為に武蔵川理事長は「ファンからの問い合わせ や手紙もあって見直した。土俵につくルールは今に始まったことじゃない。おかしな話だ」と話した。

一方、貴乃花審判長は朝青龍の立ち合いに「問題はないです」。3日目の結びの一番、琴奨菊・白鵬戦では放駒審判部長(元大関・魁傑)が厳しく取り直しを命 じたが、貴乃花審判長は「話題が先行していますが、審判部では統一してます。お手柔らかに」とかわした。

強制わいせつ:筑波大教授を容疑で逮捕 大学ショック隠せず /茨城 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20080920ddlk08040080000c.html

強制わいせつ:筑波大教授を容疑で逮捕 大学ショック隠せず /茨城

 ◇事実確認後処分検討へ

 「寝耳に水。信じられない」。筑波大大学院人間総合科学研究科(スポーツ医学専攻)教授の今川重彦容疑者(53)が19日、研究室で20代の女性 の体を触るなどしたとして強制わいせつ容疑で逮捕された事件に、大学はショックを隠さなかった。県警が同日朝、家宅捜索に入るまで事態を把握していなかっ たという。大学は学内に調査委員会を設け、事実確認後に処分を検討する方針だ。【石塚孝志】

 午後5時からつくば市天王台1の大学本部で記者会見した総務担当の吉武博通副学長は「我が耳を疑った」と苦悩の表情を浮かべた。「許されない行為で、極めて重く受け止めている。被害者の女性に心からおわび申し上げます」と謝罪した。

 同席した五十殿(おむか)利治副研究科長は今川容疑者について「仕事は極めてまじめで、大変温厚な人。酒の席でも乱れることはなく、信じられない」と話した。

 今川容疑者が研究室に女性と2人でいたとされるが、吉武副学長は「研究室で異性が1対1になるときは、基本的にはドアを開けておくのが一般的な慣行だが、明確なルールを作らなければいけない」と話した。

 また、セクハラなどに対応する大学内部の仕組みとして、ハラスメント相談員の設置と内部通報制度があるが、どちらにも今川容疑者についての相談や通報はなかったという。

   ◇  ◇

 総合研究棟D棟5階の今川容疑者の研究室では、同日午前8時過ぎから捜査員が家宅捜索を始めた。所属するスポーツ医学専攻の他の教授や学生らの多 くは、大分県別府市で開かれている日本体力医学会の大会に出席していて、ほとんどが留守。別の教授の秘書の女性は「廊下で会うとあいさつしてくれる優しい 感じの人で、変なうわさも聞いたことがない」と驚いていた。

9/20 新聞 記事
時事ドットコム:稚拙さ露呈した「合併交渉」=見送りの裏に法理解不足
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008091901157
時事ドットコム:稚拙さ露呈した「合併交渉」=見送りの裏に法理解不足
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008091901157

稚拙さ露呈した「合併交渉」=見送りの裏に法理解不足

 民主、国民新両党の合併が見送りとなったのは、国民新党が「対等合併」という高いハードルを突き付けたためだ。衆院選を前に野党勢力の統合を狙った民主党だが、国民新党内の「事情」を十分に認識しないまま提案し、仕掛けは不発に終わった。
  合併の最大の障害になったのは、国民新党の長谷川憲正参院議員の「経歴」だった。長谷川氏は2004年の参院選比例代表に自民党から出馬して初当選。国会 法は、比例選出議員が当選時に争った政党への移動を禁じており、長谷川氏は民主党がいったん解党されない限り、合流できない。
 国民新党が合併協議に入る条件に、両党を解党して新党を結成する「対等合併」を求めたのはそのため。合併に抵抗した国民新党の一部議員にとっても、合併に反対する格好の「口実」となった。
 しかし、民主党側は長谷川氏のこうした事情を十分理解していなかった。「念頭になかった」。鳩山由紀夫幹事長は19日の記者会見で、国民新党との協議に入ることを決めた18日の段階でも把握していなかったことを認めた。
 長谷川氏は旧郵政省OBで、全国郵便局長会をを支持母体に当選している。民主党にとっては、長谷川氏抜きで国民新党と合併できたとしても、衆院選で郵政関連団体の十分な支援を得られるか分からず、合併はあきらめざるを得なかった。
 一方、合併を期待した国民新党の議員の動向も注目される。衆院選では、自民、民主両党の激突に国民新党が埋没することが予想され、民主党幹部は19日、「向こうにはこっちに来たい人がいる。その人たちがどう動くかだ」と、国民新党の分裂の可能性に言及した。(

中国製あんで2人嘔吐、おはぎ製造中に異臭し味見後…長野 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080919-OYT1T00662.htm?from=navr

中国製あんで2人嘔吐、おはぎ製造中に異臭し味見後…長野

19日午後3時ごろ、長野市南高田の菓子製造業「丸生(まるせい)本店」で、従業員の男性(36)と女性(35)が、和菓子に使う中国製のあんに異状があったため味見したところ、嘔吐(おうと)し、手足にしびれを訴えた。

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2人は病院に運ばれたが、症状は軽い。

長野中央署は、毒物が混入された疑いもあるとみて、県警科学捜査研究所で、あんの分析を急いでいる。

発表によると、従業員2人は菓子製造室でお彼岸のおはぎ作りをしており、あん5キロが入った透明の袋を開封した。異臭に気づき、あんを手ですくって食べて みたところ、約5分後に嘔吐した。「石油臭がした」と話している。長野市の製あん業者などから仕入れたあんを普段は使っているが、足りなくなったため、 「中国産」の箱を開けた。

県警幹部によると、丸生本店は4袋入りの箱二つを、長野市内の卸会社から2日に仕入れ、1箱は13日に使ったという。

納入した卸会社「丸冨士」(長野市)によると、あんは3月、中国・青島の工場で製造され、7月に1000箱(4袋入り)を輸入。このうち127箱が今回のものと同じ種類のあんで、在庫の84箱のほかは全国に出荷されており、回収する。

丸生本店の三田勝秋社長は、「袋が破れたり、あんが漏れたりしていなかったと聞いている」と話した。

(2008年9月20日01時58分 読売新聞)
asahi.com(朝日新聞社):大分教員汚職 本来合格の22人、全員が採用を希望 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0920/SEB200809190011.html

大分教員汚職 本来合格の22人、全員が採用を希望

2008年9月20日1時0分

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大分県の08年度の教員採用試験で、不正のあおりを受けて不合格になった22人について、同県教育委員会は19日、全員が採用を希望していると発表した。 うち18人は10月1日から、4人は11月以降の勤務を望んでいるという。県教委は26日に開く定例委員会で18人の採用と配置を決める。

22人の希望先は小学校15人、中学校6人、養護教諭1人。

10月1日付の採用を希望している18人のうち、17人は現在、小中学校の臨時講師や非常勤講師などを務めており、1人は無職。11月以降の採用希望者4 人は自治体職員や無職で、来年4月1日までの間に採用する。県教委は、4月に採用されれば支払われていた給与などの経済的損失の補償も検討している。

また19日、09年度採用の2次試験が終わった。小中学校や高校などの採用予定計127人に対し、376人が受験、21人が欠席した。10月21日に合格発表がある。

asahi.com(朝日新聞社):社説
http://www.asahi.com/paper/editorial.html

農水相辞任―「お役所目線」の果てに

 農薬などに汚染された事故米の不正転用問題で揺れる農林水産省のトップ2人がそろって辞任した。太田農水相と白須敏朗事務次官である。

 福田内閣の幕切れまであと数日。首相が政権を投げ出したのだからというわけでもあるまいが、消費者からすれば、最後まで責任を持つのかと思いきや、転用問題の解明や対策まで放り出されてしまった観さえある。なんとも情けない。

 太田氏は記者会見で「農水省全体としての責任、結果責任をはっきりさせたい。これだけ大きな問題になったのだから」と辞任の理由を語った。

 だが、この事件に対する農水省の対応は、「国民目線」を強調し、消費者の利益擁護を旗印に掲げてきた福田政権にとって大きな汚点といっていい。

 辞任した白須次官は先週、「私どもに責任があるとは今の段階では考えていない」と言い放った。

 その翌日には、太田氏が「人体に影響がないことは自信を持って申し上げられる。だからあんまりじたばた騒いでいない」と語った。

 国民目線どころか、行政のやり方に問題はなかったと開き直るかのような「お役所目線」の発言だ。

 農水省は、事故米を転売した業者に対して100回近くも立ち入り調査をしながら、不正を見抜くことが出来なかった、と釈明している。度し難い節穴調査である。業者名を公表するかどうかでも、方針が定まらなかった。

 こんなお粗末な対応を繰り返しておきながら、責任を認めようとしなかったのは、確かに辞任に値することだ。

 食品の産地偽装などが相次ぐなかで、主食であるコメに対する国民の信頼を大きく損なってしまったのである。どこでどう間違ったのか、徹底的に原因と行政の不備を追及し、再発防止策を講じなければならないはずだ。「結果責任」だけで済まされる話ではなかろう。

 太田氏は、中国ギョーザ事件について「国民がやかましい」と発言した。それを考え合わせると、国民を代表して行政を監督、指導するという、閣僚としての自覚に決定的に欠けると言わざるを得ない。

 福田内閣はきのう、消費者庁を創設する法案を閣議決定した。首相の肝いり事業である。次の政権に引き継ぎたいとの思いなのだろうが、総選挙を前にして法案の先行きは定かでない。さらにその首相の任命した閣僚がこの体たらくでは、何ともむなしい。

 衆院の解散・総選挙が迫るなかで、不利な材料を取り除き、けじめをつけておきたい。2人の突然の辞任には、そんな政府・自民党の思惑もあったに違いない。だが、これだけ「お役所目線」が印象づけられては、有権者も信用しまい。

政党紙配布―公務員への刑罰どこまで

 共産党の機関紙を配って逮捕された公務員が、また1人有罪になった。

 今回の事件は3年前の総選挙の投票前日、警視庁官舎で起きた。集合ポストに共産党機関紙の号外を入れた厚生労働省の課長補佐が、住居侵入の現行犯 で逮捕された。検察は住居侵入容疑は「軽微」として不起訴にしたが、公務員の政治的活動を制限した国家公務員法に違反するとして起訴した。

 被告側は「公務員の政治的行為を禁じた法律自体が、表現の自由を保障した憲法に違反している」として無罪を主張した。しかし、東京地裁の判決は、求刑通り罰金10万円だった。

 全体の奉仕者である公務員は、民主的に決定された政策を忠実に偏ることなく行わなければならない。公務員の中立性を損なう恐れのある行為を禁じることは、やむを得ない制限だ。それが東京地裁の論理だった。

 公務員に政治的な中立性が必要なのは言うまでもない。一方で、政治活動を含む「表現の自由」は民主主義社会の根幹となるものだ。公務員といえども、可能な限り尊重されねばならない。その二つのバランスをどうとるかが難しく、悩ましいところだ。

 東京地裁は、投票を翌日に控え、公務員が特定政党を直接かつ積極的に支援したことをとらえ、「強い違法性がある」と批判した。この考え方がわからないわけではない。

 だが、被告が配ったのは勤務時間外であり、住人にとがめられなければ、公務員ということも知られることはなかった。そうした行為が行政の中立性を 損ない、国民の信頼を揺るがすことになるのだろうか。そう考えると、果たして刑罰を科すほどのことなのか、と疑問がわいてくる。

 そんな思いにとらわれるのも、ひとつには、官僚出身の候補者が選挙で出身官庁の影響力を利用したり、官僚が政治家のパーティーであいさつしたりすることがまかり通ってきたからだろう。こんなことの方が行政の中立性を大きく損なっていないか。

 今回の判決のもとになっているのは34年前の最高裁判決だ。衆院選で郵便局員が社会党候補のポスターを張った。結論は有罪だが、15人の裁判官のうち4人は反対意見だった。学界でもいまも無罪を支持する意見がある。

 その後、捜査当局の摘発はほとんどなかったが、04年、共産党の機関紙を配った社会保険庁職員が逮捕された。この事件も一審は有罪だった。

 心配なのは、裁判所が有罪判決を繰り返すことで、公務員の表現や言論の自由が縮こまらないかということだ。

 公務員の政治的行為をどこまで制限すべきか。刑罰によって一律に禁じることが妥当なのか。これは立法の問題でもある。党派的な利害を超えて、国会でもじっくり議論してはどうか。

「志之原元教授のウエブページ」を見て歩き

国産ブラウザ(続)


Justview 2.0、Internet Explorer 3.0、Netscape Navigator 3.0の三つを比較するとなかなか面白い。音の出るMIDIファイルとビデオのMPEGファイルもあるHTML文を作って試してみた。私のパソコンは 9821 ValueStarである。
カットの配置がよいのはJustViewであることは前に述べた。段落ごとに一行空けるのはInternet ExplorerとNetscapeである。右端が空きすぎになるのがInternet Explorer。ただし
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文の話です。
どのブラウザも当然ながら静止画面はアニメーションを含めて完璧に再生してくれる。でも音とビデオではちょっと様子が違う。 JustViewでは取りだしたファイルをどのソフトで再生するかあるいは一旦保存するかと聞いてくる。私はそれで初めてこのパソコンには色んな再生ソフ トが附いていることに気が付いた。それぞれ特徴があるから自由に選べるのはメリットかも知れない。ただソフトの格納場所を知らないと泡を食う。
Internet Explorerでは警告から始まる。テストでは自分のフロッピーディスクから音あるいはビデオのファイルを取りだしているので操作している本人には関係 ないが、パソコンOSから見ればどこから来ようと外部ファイル取り込みはウイルスの危険が伴う。だからその警告を出す。インターネットにつなぐとちょく ちょく出てくる警告だけれども毎回どきりとさせられる。だからMIDIやMPEGのファイルをホームページに埋め込むのは考え物である。アクセスする人の 門前払いになる可能性がある。さてOKすると、このブラウザではさっさと自動再生が始まる。でもビデオは画面が小さく固定していてどうも気にいらん。
NetscapeではMIDIファイルに対しボタンが画面に出てくる。これをダブルクリックする。だから他の二つとはちょっと様相が違う。MPEGファイルへの対応はJustNetとほぼ同様である。
MIDIファイルを同じ曲のWAVファイルに取り替えるとびっくりするほどの音質になる。でも100倍弱の容量になるので伴奏程 度に使う目的ならMIDIで我慢すべきである。ファイルが大きい点でMPEGはもっとひどい。同じ時間でならWAVの3倍は必要になる。通信速度が128 kbit/sにもなったら大いに使おう。

('97/08/16)

女房を売っても


女房を売っても約束を守るとは戦前の中国商人の商道徳を誇張した言葉であった。長く没交渉であったとはいえ同じ儒教圏で同様の道 徳観が染み通っていることが感じられる。儒教圏と定義してしまうと孔子様に叱られるかも知れぬ。公娼制だけ取ればキリスト圏も例外でない。フランスの廃娼 は二次大戦が終わってからである。
慰安婦問題にはその地域の道徳観が基礎にある。今の道徳観ではあり得ぬ非人道的行為も当時は許せる範囲であったはずである。戦中 はことに狂気の世界である。私は慰安婦が出た頃の中国や韓国の売春の思想、運動、歴史あるいは制度がどうであったかは勉強したことはない。しかし我が国よ り飛び抜けて人権思想の徹底した社会を作っていたとはとうてい思えない。
からゆきさんの歴史をたどれば、彼女たちはまわりの犠牲要求に抵抗するすべもなく、泣く泣く親兄弟に売られて、つまり今に云う強 制連行で、なにがしかのお金と引き替えに苦界へ引きずり落とされている。彼女たちは決して行き先が生地獄だとは知らされなかった。ここら辺の事情は慰安婦 にも共通していると思う。売り手に、苦界が何たるかの理解の上で、人身売買を了承する風土がその国々の家という概念の中にあったのではないのか。それと も、いま北朝鮮が疑われている、人さらいであったのか。
慰安婦問題で我々に聞こえる中国韓国からの反発は、自国民の強制管理売春を異国民がやったという民族意識次元の話としてしか伝 わって来ない。いまどの国も動かしているのは戦後の世代である。もうそろそろ文化的に共通の問題としてこの負の遺産を将来に役立つ方向に活用するよう意識 改革したい、してほしい。

('97/08/15)

しもつけ風土記の丘


空模様は雨であったが、決心してしもつけ風土記の丘を目指した。柏の次のICから国道129号線を北上する。益子の手前の町で西 に折れ国分寺町に行くとその風土記の丘がある。いつ頃風土記の丘として整備されたのであろうか。以前関東に住んでいた頃に既にあったという記憶はない。
水海道市から下館市までの294号線にはバイパスが完成して自動車専用道に近く交通渋滞はなかった。昔益子に行ったときに一部だ けできていた道で、その頃は旧街道を走った覚えがある。同様に地図だけの知識だが新4号線も開通している。途中の守谷SAが時間的にはちょうど中間点で、 そこで休憩した。売店で煎餅のいくつかを往路で戻りに名物らしい団子を土産と思って買い入れた。
しもつけ風土記の丘は国府跡、国分寺跡、国分尼寺跡とそれらを取り囲むように点在する大小の古墳をまとめた公園である。中心に資 料館がある。あいにくの雨で結局国分尼寺跡の整備跡を間近に見た以外は自動車で周辺を通るだけの見学であった。資料館では館長らしい人物が説明してくれ た。あまり人影はなかった。
関東に多い前方後方墳は東海地方の影響らしいといっていた。東海の覇者と近畿の覇者が並立していた時代に地理的に近い東海の影響 として前方後方墳が流れて来、後大和政権になってからは前方後円となった。前者より後者の方が内容的にリッチだそうである。女性の古墳がホタテ貝式である のは面白かった。大型古墳が武人の副葬品であるのに対し、こちらは女性らしい副葬品だったそうである。
国分寺にはやっぱり高さ60mを越す7重の塔があり国分尼寺には塔がないのも上総の遺跡と同じだった。東大寺も創建時7重だったし備前も多分そうだったから当時の塔は全部7重だったらしい。
薬師寺の遺跡のコーナーがあった。ある時期は国分寺以上に重要な地位を占めていたらしい。国分寺は今すっかり小型になってそれで も公園の一角に残っている。薬師寺の面影はその中の薬師堂がわずかに伝えているのだろう。尼寺の行方は判らなかった。消滅したのであろう。それでも信仰と は偉大な力を持つものだと思う。時の豪族はそろって姿も形も絶えて無くなっているのだから。

('97/08/12)

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