2008年9月22日月曜日

サンケイスポーツより

朝青龍、立行司を土俵で脅す/
朝青龍、立行司を土俵で脅す/大相撲


大相撲正面に座る三保ケ関審判長(元大関増位山)をにらみつけ、「残っているよ!」と、土俵上で立行司の木村庄之助を“恫喝(どうかつ)”する。まだ中日にして屈辱の3敗目を喫した朝青龍が、またしても横綱の品格を汚す愚行を繰り広げた。

  完全に負けていた。右を巻き替えようとした瞬間に、豊ノ島に寄られ、追い詰められた土俵際。俵に乗った朝青龍の右かかとが蛇の目につく。その直後、「かか とがついた」と判断した三保ケ関審判長(元大関増位山)は右手をあげた。負けが確定しても、納得できない横綱は土俵で悪態を付き、露骨に不満そうな顔で花 道を下がった。

 負けを認めない横綱の怒りは支度部屋でも爆発した。外したテープを丸めて投げ捨てた後、「ダー!」と奇声を発する。風呂に 入っても悔しさを洗い流せないのか、「出たの、出ていないの、どっち?」と報道陣に詰め寄り、「この野郎! クソ! ピスタ!(ロシアやモンゴルで使われ る侮蔑のスラング)」。冷静さを失ったのか、下品な言葉を連発した。

 厳しい状況に追い込まれた。休場明けの場所で、中日までに3敗。平成 15年名古屋場所以来、2度目の屈辱だ。名古屋場所を休場した原因となった左ひじの回復は遅れ、場所前のけいこは不十分。立ち合いの正常化も徹底され、こ れまで手を付かず、自分の呼吸で立っていた横綱が両手を付いた日は6戦3敗。今場所は巻き返す材料が見当たらない。

 打ち出し後、高砂部屋に戻った朝青龍は「明日から頑張るよ」と休場を否定。9日目は、13勝1敗とカモにする安馬の挑戦を受ける。連敗すれば、休場は確実。優勝22回の横綱が、相撲人生で最大の危機に追い詰められる。



志野原生氏http://www005।upp.so-net.ne.jp/shigas/WELCOME.HTMより

百年前の朝鮮
1950年代だったか、ベトナム駐留フランス軍最後の拠点がホー・チ・ミン軍に降伏したとき、新聞は、その何十年も昔フランス軍の侵略と 戦って敗れたベトナムの王が、王宮の井戸に天を仰いで身を投げた記事を回顧していた。その頃のフランスは帝国主義植民地主義の最先鋒で、朝鮮にも開国を迫 り、海軍・海兵隊を送りこみ首都近くの砲台を占拠したことがある。列強の本格的朝鮮軍事干渉の始まりである。
それから30年は経った今から百年前の朝鮮はたびたびの列国干渉でもはや収拾がつかぬほどに乱れていた。
500年に渉り宗主国であった中国は日清戦争に敗れて撤兵し、それまでは中国の外務大臣と同じ地位にしかなかった朝鮮国王は皇帝となられ 陛下と尊称されるようになった。迎恩門(中国皇帝勅使を国王が迎え見送る門)跡には独立門が建った。帝政ロシアは実際には出兵していないが、日本との間に 詳細に出兵と利権の平等分割の取り決めをしている。アメリカはフィリッピン属国化承認と引き替えに日本の行動を了承した。欧米諸国は利権の平等化の名目で かっちり特権を確保している。
反日派、親日派、反露派、親露派、反中派、親中派、旧守派、改革派、皇帝派、皇后姻族派、大院君派、儒教派、キリスト教派、民俗信仰派、 昔からの4つの党派などなどが短い周期で興亡復活再敗を繰り返す。被搾取層の内乱。朝鮮は4つの階級を受け継いでいた。反乱中心の農民が属したのは三番目 の階級である。最下層には奴隷、キーセン、役者などがいた。実質支配が進むにつれて抵抗の矛先は日本に向けられて行く。
歴史の事実はどこにでも書かれている。だが朝鮮植民地化の本当の原因は読めない。特に内側の要因がよく読めない。力こそ正義の時代に内側 が対応策についてはほとんどが中途半途に終わる理由がである。日本の今日に役立つ朝鮮近代史はこの内側の要因が第一と思う。それを勉強したいと思ってい る。

('97/09/03)

こいさんにもてる
こいさんの「い」を高く発音すると「いとはん」つまりお嬢さんの末娘の愛称である。大阪船場あたりの代表的な方言だったが、最近は全く聞 かない。良い響きだったのに惜しい。私が最後に聞いたのは映画「細雪」の中だった。古手川祐子のこいさんは行動的でやや軽薄なみずみずしさをたたえたお嬢 さんであった。その古手川祐子ももういいおばさんの年齢である。
「い」を低く押さえてアクセントを幾分前の「こ」に持ってくるとお魚の鯉である。私がもてたのは残念ながらこちらのこいさんにである。場 所は天赦園、四国の西端宇和島にある元伊達藩藩主の庭園である。飯を食うところもない場所で、やっと中華そばにありついた暑い日の昼下がりであった。
伊達家の家紋に因んで植竹に変化を持たせた珍しい庭園である。池の畔を歩くとざわざわと鯉が寄ってきた。少々の数ではない。庭の池に鯉が いるのは当たり前の風景で、よく行ったうどん屋などは池の上から鯉を鑑賞しつつうどんが食えるようになっていた。でもどこの鯉もおつにすまして近寄ろうと もしないのが普通である。私の親は誕生記念に鯉をさるお宮の池に放したというので、そこの鯉には特別愛着を持って訪れもしたが、それはそれは無愛想な鯉た ちばかりであった。だから鯉が慕い寄ってくる姿にすっかり気をよくしたのである。
私は大急ぎで入り口にとって返した。鯉の餌が売られていたのを思い出したからである。何袋あっても足りないくらい鯉はどん欲に餌を奪い 合った。餌を撒き終えて歩き出すとまだ付いてくる。食わせて貰ってないのかなぁと一瞬私立財団の懐具合を推測する。そのとき私以外の鑑賞客は1-2人だっ た。
伊達博物館では朝鮮通信使関連資料を展示していた。いつか朝鮮使が江戸に行く途中に伊達藩に立ち寄ったときの記録である。まず動員された 船の数に驚く。何十艘の数ではない、何百に上るのである。領国内の船を全部合わせてやっとの数ではないかと思った。村々の奉仕内容が記録されている。御膳 の献立もきっちり詳細が記されていた。闘牛が盛んな場所だから牛肉があるかと思ったがどうも見あたらず動物食は魚と鳥だったように思う。鳥に鶴があったよ うに記憶する。どんな味だったのか。食後のメニューに三品あってその一つがカステーラであった。松山はタルトだから一回ぐらいはタルトだったろうと探した が、無かった。わざわざ長崎から取り寄せたのか。
ともかく藩の財政が傾くほどの歓待をしたようだ。互いに鎖国状態で朝鮮使一行何百人かが文化交流の唯一の窓であった時代だった。友好関係を維持するのに日本側はずいぶん腐心したようである。
それが明治に入って突如変わる。私は侵略を受けた方の理由を考える。日本の侵略は当時の世界潮流の亜流である。力あるものが異民族国家を 植民地として囲ってしまい自国のために搾取する。日本には同じ鎖国でも長崎に窓がありアメリカロシアの直接渡来があった。時の李朝には遠く欧州に起こりや がて恐ろしい勢いで世界を制覇してくる潮流にどれほど情報を持ちどんな判断をしていたか。隣国の近代化は直ぐに伝わったであろうが、その価値を negativeに判断していたのではないか。殊にその裏にある思想について。
反撃の能力について。水際で一旦は阻止するだけの軍力を持っていたか。火縄銃主力でも戦国時代には世界一といわれた火力のあった日本の各 藩は近代軍隊に対する反撃能力を一応は持っていたし火力の理解も高かった。完全鎖国に近く国際援助など宛にできない、それどころか周囲の清国も帝政ロシア も同様に植民地化をねらっている中で、もっとも頼りにすべき自国軍隊の整備をおろそかにしていたのではないか。
専守でなければならぬ軍隊で国を保つ方策を考えるとき、朝鮮半島侵略の過去は多くを示唆してくれる。('97/08/29)

「老コンサルの残日録」http://ameblojp/tkjsk0231hzannitiroku/より


世襲議員を排除しよう

前のブログで書いたように<事故米事件>は底なしの状況です。その時に疑問に思った≪輸入時の検品≫の事はその後も 採り上げられませんが私の思い違いなんでしょうか。日本の米の作柄が悪くて50万トンの米を緊急輸入する事になったのが始まりで、今では年に77万トンも 外米が入ってきているんですね。米あまりで減反し、農家には米作をしない補償金まで払ってるのにホントにヘンです。


太田誠一さん、農水大臣に就任した時に<この人を大臣にして大丈夫?>とブログに書きました。もうスグ福田改造内閣 の命運が尽きるのにソレまで持たずに早々と辞任しました。農水事務次官の白須さんも辞任、大臣と事務次官が同時辞任、こんなことって…。不祥事があると <私の責任で後の始末をつけます>と言ってポストにしがみ付く人が多いんですが、今回は臨時国会対策なんでしょうか。国民無視の極みです。


前に、世襲議員にとって<国会はサロン・選挙はお祭り・政局はゲーム>・<世襲議員政治のベルサイユ化>と書きまし た。小泉郵政民営化選挙の前は、自民党議員の52%が国会議員業の世襲でした。選挙制度が、96年でしたか小選挙区比例代表並立制に変わった事がそれを更 に確実なものにしました。公認は、小選挙区では現職が最優先ですし、先代・先々代から地盤・看板・鞄を引き継いだ世襲議員が圧倒的に有利なのは当然です、 逆に新人には高いハードルになります、そこに独占が生まれます。世襲議員の当選率は80%です。


有力議員でも万一(小選挙区での落選)の恐れがある場合は、比例代表並立制で救われることになります。世襲議員が跋 扈し、新人の出る幕が上らず、新陳代謝が起きず、太田さんみたいな人でもバッジを付けることになるワケです。ちなみにイギリスでは、小選挙区に世襲候補は 立てないことになっているそうです。民主党は、党紀で世襲議員が先代・先々代と同じ選挙区から出るのを禁止する、と謳うそうです、いいですねえ。


国会がバタバタしてる間に、公務員は<公務員改革><共済・厚生年金の一本化>…などウヤムヤにしようと画策してい ます。議員定数の削減と世襲の禁止、公務員改革(定数減・BD・責任制度・天下り禁止…)、年金・医療・介護の国民的合意、特定財源の一般財源化、天下り 外郭団体の解体、財政再建と経済発展…これを選挙前には隠しておいて(自民党にパクラれるから)告示したらドンと行けば民主党の圧勝です。

明日は自民党新総裁の誕生です

何日か前の天気予報が外れて、今日(21日)は朝から終日の雨です。昨日(20日)は、久し振りに長男とゴルフの約 束をしていました。19日に、彼からのメールで<天気予報で、明日は台風13号が関東地方に来ると言ってるし、21日は晴れそうだし、どうしますか>、問 い合わせがありましたが、<予定通り>と返信しました。


もともと、ゴルフや旅行の時に雨に会うのが極めて少ないんです。数日前の阿蘇ではカナリ降られましたが、それも珍し いケースで、不思議なくらい外遊びでは雨に降られません。19日には、その時点での13号台風の位置と時速と関東までの距離から、風は別としてゴルフの出 だしくらいは降られるかも、という期待をしてました。運がいいのか読みが当たったのか、昨日は湿度が高かったけれど1滴の雨にも当たらず親子ゴルフが楽し めました。予定を今日に変更していたら、モロ雨に祟られたでしょう。


そうしている間にも、自民党総裁選挙は明日に迫りました。今日は民主党代表が決まり、明日は自民党総裁が決まり、明 後日は公明党の代表が決まります。自民党の新総裁はどうやら麻生さんで決まり、のようですが、どうにもこうにも今回の総裁選にはウンザリです。自民党総裁 選挙なのに、国民に信を問う、というのがどうしても理解できないんです。自民党党員・総裁選の有権者に、誰が自民党総裁にふさわしいか信を問う、んなら解 るんですが。


各候補者は、それぞれ立派な(小手先の)政策を勝手に述べたてています。貴方がたは自民党という政権与党の幹部だっ たのに、今更そんな事を言ってますが、いま述べてることをどうして今迄にしなかったんですか?政策を勝手に話すだけで候補者同士の意見の違いを闘わせるこ とをしないのはナゼですか?5人揃って、劣勢を伝えられる衆院選の自民党の事前PRをしている、と言われても仕方ありませんね。国際金融事件で世界中がパ ニクッてる時に…。


麻生さんが新総裁・謂わば暫定内閣の首班という事で、もはや大臣の椅子獲得運動が始まってるようです。衆院選挙とい う議員のお祭りの準備、ポスト争いという議員のゲーム…。森さん、<鮫の脳味噌・蚤の心臓>ですか、が中心になって派閥同士の権力争い(ゲーム)、自力で なく5人組に担がれて(つまり5人組の都合がいいから)棚ボタで総理大臣になり、自力で総理大臣を降ろされた人、もういい加減で引退して欲しいですね。


これが<開かれた>自民党総裁選の実態です。今日で終わります。

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