2008年10月21日火曜日

「老コンサルの残日録」http://ameblo.jp/tkjsk0231hzannitiroku/より

権力+金力=悪政


昨日の<=438=最低レベルの選挙前哨戦>の最後に、いつでしたか民主党の小沢さんが『…国会議員の定員を削減する…』と語ったが、その後どうしたんでしょうね、と書きました。


丁度その頃でしたか、民主党は党紀として≪国会議員の世襲を制限する≫ことを検討中、という記事を読んだことがあります。研究して、むしろ法案提出すればいいのに…。


衆院解散総選挙の時期が不透明になっています、自民党は戦況不利とばかり引き延し作戦?民主党の兵糧が尽き厭戦ムードが起きるまで持久戦?民主党は解散に追い込むとは言いながら戦略不足?解散時期の見込み違い?でしょうか。


ある学識経験者が『世襲議員の制限は職業選択の自由、という点で如何なものか』というコメントを出していましたが、 それこそ≪このコメントは如何なものか≫と思います。公務員にスト権が認められていないように、税金で口を糊する立場の人には、当然のこと然るべき制限が あるのは当然です。


<一握りの権力と金力を併せ持った人達>が牛耳る社会・国家は良い筈がありません。江戸時代、武士は権力はあるけれ ど貧しい、商人はお金はあるけれど権力がない。徳川幕府、権力のある譜代大名は小禄、外様の大禄の大大名には権力をやらない。だから、徳川幕府は260年 ももったんです。


小泉郵政選挙の前、自民党の世襲議員は52%でした。ここ数代の総理大臣は総て世襲議員です。権力+金力=悪政。前 に何度も書きました、民主党が大勝するには、国民が大賛成し自民党が絶対に飲めない政策、つまり議員定員の削減・世襲議員の制限・公務員改革、を争点にす ること、です。これなら時期を選ばないでしょう。


『反貧困ネットワーク』が主催して『反貧困 世直しイッキ大集会』が開かれ2,000人が集まったとか。数代続いた世襲総理大臣のもと、非正規労働者が1,732万人、年収200万円以下の給与所得者が1,000万人越え、貧困・医療・介護に困り抜いている高齢者群…。


彼等は、各政党に対しこれらのことを選挙の争点にさせるべく運動するとのことです。これから来る大不況、≪経済弱者は自助努力をしなかった人≫で済まされるでしょうか???



私の感想

政治家役人に100%責任があるわけではないし、無理に咎めてもしかたがないが、なんだか「自分達は安泰で、対岸の火事」と感じているらしいのが、つよく感じる。でなかったら、天下りを2、3遍して一億円だか定年後に稼ぐのは、遠慮するはず。一部の高級官僚の話ではあっても腹が立ちます。建築コンサルタントをしてみえると、薄給の人の気持ちが判って、義憤が湧くのでしょう。

≪経済弱者は自助努力をしなかった人≫と言う論法ですが、すり替えがあると思います。年収が平均以下の人は、自助努力をしなかった人もいるし、努力しても的外れの場合もありましょう。もっとも、自分の事を言っている場合「謙遜」です。東海銀行から知多信金に請われて、銀行公認の出向?した人が「百姓は浅はか」と言ったので農家に生まれた私はむっとした。しかしその人も、農家に生まれた人。多分東海銀行でうまく立ち回れなく、貧乏くじをひき、知多信金でも、現職理事長で急死されました。

エリートで、たいして努力せずに,高収入の人は、大真面目に考えているのですが「どこかピントがづれています」。淡島千景、越路吹雪等芸能人ならいいのですが、石原慎太郎知事あたりは、東京都民の民度を疑います。

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